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2013-02-24

潘先生講習

混元太極気功
潘厚成先生と過ごす幸福な日々
東京六日間、大阪六日間

混元太極気功は胡耀貞老師の内丹気功を馮志強先生が受け継がれて発展させたものです。馮先生は惜しくも昨年亡くなりましたが、その理論的な枠組みを整理し、何十年にもわたって馮先生の書記を務めてきた潘先生は、胡老師の体系について誰よりもわかりやすく、整理して説明することができるし、すべてその場で一人一人がやってみて、納得しながら進んでいくことができます。胡麗娟先生の衝撃的な日本講習から一年、胡麗娟先生から素晴らしいことをたくさん教わったけれど、あの名人芸、あの自発動は誰も真似ることができないとあきらめかけていた私たちに、許運堂さんが道を開いてくれ、潘先生につないでくれました。五月と十一月、二回上海に習いに行って、ああこれは確かに胡耀貞への着実な道だと納得しました。
東京・大阪とも五時間の授業を六日ずつです。どちらも、初めの四日間は混元太極気功の初歩をやります。
一 站椿功
が「築基功」でもあります。この中に
(一) 無極椿(二)混元椿
が含まれ、混元椿には「中丹混元椿」「后丹混元椿」「下丹混元椿」「上丹混元椿」が含まれています。胡耀貞体系では五丹田ですね。「后丹」は命門のこと、「下丹」は会陰のことです。さらに(三)三体椿(四)八法椿がありますが、武術的なものなので、私たちはやらずに、すぐに
 二 混元椿
に進みました。混元椿は十二のステップからなりますが、四日間では最初のいくつかしかできないでしょう。5くらいまで名前を挙げておきます。
「降気洗臓功」「三丹採気法」「双掌揉球功」「三丹開合法」「日月旋転功」。
 このあと、混元功が12まであり、放松功があり、纏糸功があり、というふうに進んでいきます。でもこの無極椿から混元椿が全体の基礎です。
しっかりした、わかりやすい体系です。ご一緒に、一歩ずつ進んでいきましょう。
《胡耀貞と内丹気功について》
 内丹についての本はたくさん書かれていますが、
実際に体験しないで書いたものが多いと思います。
つまり内丹はとても有名だが、実践的にはほとん
ど尽きかけていたのです。それを系統的に研究し、
内丹世界の断片を伝えるさまざまな気功家・武術家からならってそれを集大成し、「静動功」の体系としてまとめたのが胡耀貞です。その意味では内丹学=内丹気功の中興の祖であり、その現代的な復活と言ってよいでしょう。二人の娘さん、胡麗娟さんと胡月仙さん、趙光さん、焦国瑞さん、さまざまな継承の仕方をしていますが、理論的に一番整理されているのが馮志強さんであり、それを整理して継承したのが潘厚成さんだと言えます。 
《先天気功と後天気功》
 後天気功は外界から空気を吸い、また食事からエネルギーをとって肺で作った気でやっていくものです。それに対して、腎臓に親から代々伝わってきた先天の気を使うものを先天気功といいます。一般に私たちがふれる気功、体を動かして気を流していく導引気功や、肺の空気をコントロールする吐納気功、イメージ・コントロールをする存思気功などはいずれも後天気功です。その中でも先天の気を使うこともありますが、一貫して、主として先天の元気を使うのは内丹気功だけです。それは肺の呼吸と関係のない内気の呼吸で腹が命門に集まってはまたゆるんでいくという方法で進行し、内部からの気に道をつけていくやりかたです。潘先生の気功はそれを引き出して使っていくもっともはやく着実な方法なのです。
《潘厚成先生について》
 馮志強『陳氏太極拳入門』は馮先生の話をもとに潘先生がまとめた本です。ほかの著作もみんな彼がまとめました。馮先生は彼を跡継ぎに指名したりせずこっそりと自分が胡老師から受け継いだ全体系を保存してくれる人として大事にしてきたようです。大きな組織を運営したり、外国人に伝えたりするにはもっと浅い教え方でよいと考えておられたようです。だから一度潘先生に習うと、「目からウロコ」になります。馮先生の一番深いところを直接に継承しているからです。
《許運堂さんの名通訳再び》
 おなじみ許運堂さんがご一緒に来日して、通訳してくださいます。潘先生の体系をもう何度も通訳しているので、とてもわかりやすく、明快です。もともと潘先生を「発見」したのは許さんでした。馮志強先生のご縁で関係の先生方を通訳する中で、「この人はすごい」とわかってきて、日本の友人たちに紹介し始めました。潘先生も許さんを深く信頼し頼りにしています。


東京
四日間混元気功です
3月7日(木) 文京シビックセンター5階会議室C 9:30-12:00 14:00-17:00 
3月8日(金)      〃     5階会議室C 9:30-12:00 14:00-17:00
  〃          〃     5階会議室A+B  14:00-17:00
3月9日(土)      〃     5階会議室A+B  9:30-12:00 14:00-17:00
3月10日(日)     〃     5階会議室A+B 9:30-12:00 14:00-17:00
二日間「十三勢」です。
3月11日(月)     〃     3階シビックホール会議室1+2 14:00-16:30 18:30-21:00 
3月12日(火)     〃     文京区民センター3階会議室A 14:00-16:30 18:30-21:00
大阪
四日間混元功
3月14日(木)9:30-12:00 14:00-16:30
3月15日(金)
3月16日(土)
3月17日(日)
9:00開場
9時半~12時  2時から4時半
大阪府立労働センター  京阪、地下鉄「天満橋」下車十分
大阪二日間十三勢
3月18日(月) 14:00-16:30 18:30-21:00
3月19日(火)
大阪リバーサイドホテル

混元功講習東京大阪とも 会員40000円 一般60000円
十三勢講義東京大阪とも 会員20,000円 一般30,000円
2月末までに郵便振替00980-1-94576に振り込んでください。
それ以降の振り込みは確認できませんので、当日支払ってください。ただ当日受け付けは混乱しますのでできるだけ2月中に払い込んでください。

太極十三勢について


 太極拳は太極陰陽学説が武術、気功と結合した内家
拳術です。太極拳は又太極十三勢と言い、棚,履,挤,
按,采,列,肘,靠,进,退,顾,盼,定と言う十三の
文字からなっているのです。前の八字は八種類の手法で、
後ろの五字は五種類の歩法です。その十三種類の手法と
歩法は太極拳運動の全プロセスを貫いています。各流派
の太極拳はその練習法にそれぞれ自分なりの特徴が有る
が、十三勢の内容は同じです。
 太極十三勢は太極陰陽学説の易変の理、運動の理、体用の理と養生の理を表し、拳術運動変化の時空特徴を反映し、そしてそれぞれ人体の臓腑、経絡、ツボと対応しています。十三勢の前の八字は八卦に属し又八門とも言い、即ち四正と四隅: 坎、離、震、兌は四正で、それぞれ北、南、東、西四つの正方位を代表し、そして腎、心、肝、肺と対応します。乾、坤、艮,選は四隅で、それぞれ北西、南西、東北、東南四つの隅の方位を代表し、そして大腸、脾、胃、胆と対応します。後ろの五字は五行に属し、即ち水、火、金、木、土で、それぞれ前、後、左、右、中と言う五つの方向を代表し、そして腎、心、肺、肝、脾と対応します。
  太極十三勢は十三種類の姿勢ではなくて、十三種類の方法であり、即ち十三種類の練気法、技撃法です。しかし、たくさんの太極拳の練習者はもともとの太極拳の練習方法の真伝を得ていないので、ある人たちは十三勢を十三種類の姿勢として太極拳を練習したり、ある人たちは練拳と練気功と言う二者を分けて太極拳を練習したりしています。みな太極拳の真意を失ってしまいます。
  太極拳は動静相兼の内功拳です。太極拳を練習するには丹田の功を頼りにしなければならず、丹田の気で肢体の運動を発動しなければなりません。だからまず内功を練習した上で太極拳を練習しなければなりません。先天の気をちゃんと練習しないで、ただ体力と後天の気を頼りにして太極拳を練習するなら、太極拳を旨く練習できるはずはありません。
  十三勢を練習する時の全体的な要求は次のとおりです。思想入静を根本とし、眼神心意を統帥とし、丹田の気をエネルギーとし、身法中正を本体とし、所属するツボを出発点とし、体全体の纏まった運動を目的とします。八門手法と五行歩法に基づいてそれぞれ意念で気を導き、ツボに従って気をめぐらし、意気合一して肢体を運動させて練気、練拳、病気を除き、健康を保つ目的に達します。

 これは潘先生が書いてくださった文章です。そのあと、十三勢のそれぞれについても書いてくれたのですか、これは授業の中で話すことですねと削られました。
でも、十三勢の中で掤(ポン)と履(りー。手へんがつく)についてだけ簡単に紹介しましょう。

 掤pengは下から上に向かう運動です。その竅位(動きの焦点になるツボ)は会陰です。坎に属し、水に属し、腎経に属しています。練習方法は、意をもって気を引き、会陰から上向して上丹田に到らせ、上掤します。掤法は掤劲を用い、坎を抽いて離を顛め、心腎が相交し、水火が調和して心腎両方の経絡の気が調整されます。

履は前に動いてはもどる運動です。その竅位は祖竅(両眼の間の奥)です。離に属し、火に属し、心経に属します。練習方法は祖竅を意守して吸引して履で引き落とします。履法を練習するには履劲を使い、练神を兼ねて、心経に属する臓腑の機能を調整します。

挤は背中の夹脊から前に押していく肝経の運動だし、按は膻中から引き落としていく肺経の運動です。

こうしていくつかのポイントを聞いてみるだけで、
おそらく皆さんがこれまで太極拳について習ってきたことと違う、本当のコツが語られているのがわかるでしょう。太極拳をやってきた人にとっても「目からウロコ」体験になると思いますし、また初めての人は、ここから太極拳を習い始めるという幸運にありつけるのです。
 このことを主として学ぶのは、東京では3月11日と12日、大阪では18日、19日です。






馮志強『陳式太極拳入門』について



 馮志強先生が述べ、潘厚成先生が実質書いた『陳式太極拳入門』は、名前は陳式太極拳の本なのですが、後半の「六 混元二十四式太極拳」に入るまでの一から五の部分は気功と太極拳に共通する入門となっています。これこそ胡耀貞の気功=太極拳の特徴です。この本は部分的に訳されていますが、すでに入手は難しいので、目次といくつかのポイントを紹介しておきます。
一 入門須知     入門に際して知っておくべきこと
二 入門指引 入門の手引き
(一)練拳須従無極始 拳法の練習は無極から始まる
(二)陰陽開合認真求 陰陽開合をまじめに真剣に探究する
三 入門説要 入門として言っておくべきこと
(一)心身虚静貫始終 心身は始めから終わりまで虚で静かである
(二)中正不偏一気存 どこへも偏らずまっすぐにすることに一つの気がある
(三)以意行気心為主 意識で気を廻らせるには心を主とする
(四)松沈入手求柔順 リラックスして沈むことで柔らかく従うことができる
(五)内外合一上下随 内外が一つになると上下が互いに随う
(六)虚実転換全在腰 虚実の転換はすべて腰に要がある
(七)一松一緊済剛柔 リラックスしては緊張して剛柔が思いのままになる
(八)渾身俱是纏糸圏 体中に纏糸の糸で円をはりめぐらせる
(九)胸腹折畳運開合 胸と腹を折ると開合が自由になる
(十)拿住丹田練内功 丹田をずっと守り続けるので内功を練習できる
(十一)静心慢練是活椿 心静かにゆっくりと動くと生生と立つことができる
(十二)会練会養能成功 練だけでなく養もして成功する
四 入門劲法 入門の力の使い方
五 入門功法 入門の功法
(一)無極椿 無極の立ち方
(二)中環混元椿之一 中丹田の混元椿一
(三)中環混元椿之二 中丹田の混元椿二
(四)下環混元椿    下丹田の混元椿
(五)上環混元椿 上丹田の混元椿
(六)双手開合功 両手で開合する方法
(七)日月旋転功    日月がめぐる方法
(八)降気収功法 気を下し収功する方法
(九)転気環元功 気を転じてもとにもどす方法
 潘先生の現在教えている体系ではこれに「環形伸縮功」「単腿提降功」「双腿提功」「磨盤帯脈功」「乾坤開合功」などが付け加えられ、さらに太極拳に進むのではなく、「放松功」十六種類、「纏糸功」三四種類、そして太極棒と続いていくのですが、今回はこのごく入り口の部分です。

 入門で知っておくべきことの最初の部分だけ紹介します。
「自分のためだけに用いようと固執すれば通じなくなる。力だけを求めれば滞って敏活に動けなくなるし、重さだけ求めれば円の動きを作れず動きが取れなくなり、気を求めるだけではかえってこだわって通じなくなり、軽妙であることを求めれば意識が散漫になってしまいやすい。要するに、体の外側の形は、無形の中でおのずから力が増してくるということに従っていく。動作が円満に行われているときは意識は丹田に集中して体は山のように重く、意識を切り替えて虚霊になれば身は羽のごとく軽く、その妙道を得れば、有るがごとく無いがごとく、実のごとく虚のごとく、忘れるなかれ助けるなかれで、得られると思わないで、無形の中に神奇が生成し、力が活性化し気が従い、心は虚に腹は実になる。久しく練習して行けばおのずからこの境地に達していくのである」
 何度でも味わいたい言葉ですね。入門で知っておいてほしいといわれてもいきなり高いレベルの文章ですが、そのように始まっていることの中に、馮先生=潘先生の、読者=練功する人々への尊敬があるように思います。この本は入門の本だけれど、決して妥協していない、あなたに最高のものを差し上げたい、と言っているのだと思います。
















お申し込みは
郵便番号・住所・電話・氏名
あれば所属団体を書いて
075-777-7719までどうぞ。
または
kikoubunka@yahoo.co.jpへ

費用が振り込まれた時点で正式申し込みとします。











NPO法人気功文化研究所
京都市北区紫野宮西町18 ライトビル2-E
電話+Fax 075-777-7719
郵貯00980-1-94576(振込先)
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プロフィール

津村喬

Author:津村喬
1964年初めて訪中して中国道教協会会長陳嬰寧に気功を学ぶ。周稔豊元天津中医薬大学教授、焦国瑞中医研究員教授、張宇西苑医院医師などに師事し中医学と医療気功を研究。全国さまざまな教室で指導にあたる。日本で初めてホリスティック医学を取り入れた病院を開設した帯津良一医師との共著『魂が癒されるとき』、編書『伝統四大功法のすべて』、著書『気功への道』など気功関連の著書多数。1993年にはNHK「気功専科2」講師をつとめる。
2004年中国国家体育局によって制定された健身気功を日本に紹介し、NPO法人日本健身気功協会理事長となる。

気功文化研究所は、気功法とその背後の文化を総体として研究し、また教育するための研究教育機関です。日中にまたがる気功研究機関としては唯一のもので、津村喬所長、宋天彬・李遠国・林茂美副所長、許運堂北京事務所長以下、日本と中国の気功と医学、心理学、社会学、歴史学、教育学等の専門家たちが研究員と顧問に名を連ねています。気功文化研究所は宋天彬、李遠国先生のほか、北京中医薬大学の劉天君教授、峨眉気功の張明亮先生ら気功界の実力者たちを継続的に招いて、講習を開催しています。またフィンランド、エストニア、ドイツなどで講習会を継続的に開催し気功の世界交流を推進しています。津村喬所長が京都、東京などで定期的に開催している研究・教育の場は、気功を初めて習いたい人に最適の、無駄のない気功法学習の場であるとともに気功文化にたいして他にはない総合的な立場での講義と実習の場でもあります。

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